2003年12月の福郎

２００３年１２月の福郎

１２月５日(金)南鱗「講談の夕べ｣

南鱗さんの独演会が、大阪･森之宮のアピオ大阪で開催されました。
大入満席、南鱗さん、おめでとうございます。
南鱗さんとは、彼が前名の南光、僕も前名の福三の頃から親しくおつきあいさせてもろてます。二人で勉強会を開催していた時期もありました。思えば長いつきあいです。
さて、南鱗さんの一番弟子･花鱗ちゃんが、エエ味出してます。開演前にお客様に向かって「目覚まし時計を持ってる人はいないでしょうけど、携帯など音の出るものは切ってね！」

急な不幸事で、弔問に行かなアカンなったもので自分の出番が終るなり失礼しました。
花鱗：宮本武蔵の狼退治
南鱗：電電の初相撲
福郎：羽柴の毒見
達瓶：狸賽
南鱗：大久保彦左と熊田

１２月６日(土)もぎた亭

前回もぎた亭に続いて、福郎会会員の伊藤圭介さんから、当日の映像をＣＤに焼き付けて送っていただきました。今回も、さすが、のショットばかり。イトケイさん、ありがとう。

もぎた亭も第３６回を迎えました。

雨の中、ほんまに大勢のお客さんにお越しいただきました。

満席どころか、会場外の受付前にまでお座りいただく大入でした。
超満員に気を良くした演者連が張り切らないはずがありません。ただでさえ、いちびり揃い、ノリの良すぎる連中ですから競ってはしゃぎ、ハイな気分でしゃべくりました。

中入の時間を利用して、新撰落語もぎた亭のファンクラブ「らくご狩り｣会員募集のご案内。アピールのためにまめだが登場して、客席を回りました。

公演が終った後は大急ぎで会場を片付けて、泊りがけの打上げ忘年会に大移動。

ほとんどのメンバーが酔いを残したままで翌朝を迎えました。

１２月９日(火)誰がどこにいてるやら

商工会議所主催の宴席、広い会場に大勢の人で、あっちこっちで知り合いを見かけましたが、ちょっと目を離すと、もうどこに居てはるのか分からん。

圧巻だったのが、「大阪で生まれた女｣で知られる大上留利子さん。聞きごたえのあるソウルフルなステージを披露してくれました。そのバックコーラスをつとめるのは白百合少女合唱団。え、少女？いえ、気持ちだけは今も少女です、とのことでした。

１２月１０日(水)魚仁寄席

ゲストは帰天斎正紅ちゃん。紙切りを披露していただきました。

それにしても器用なモンです。お家芸の和妻はもちろん、紙切り、水芸、近頃ではマジックバルーンまでこなすとか。

その点、噺家は（少なくとも僕は)不器用です。
落語の他にはこんなことしかできませんが‥‥と、年末の魚仁恒例抽選会を精一杯盛り上げました。

１２月１２日(金)ダンスパーティ

年末恒例、シークインカルチャーのクリスマスダンスパーティです。この司会を終えて初めて、「ああ、今年も後ちょっとで終いや。」と思えます。
毎年のことですが、皆さん、よう踊らはります。
主治医から運動不足を注意されている身としては、「僕もダンスを習うたら、運動不足を解消できるかも‥。｣と思いながら、今年も、ただ眺めるだけ。